こんにちは!しげなさん家のしげなです!
家の外観は何で決まるのでしょうか?
全体の形や外構、窓など色んな要素が集まってオシャレな家になると思いますが、その中でも外壁選びがとても重要になります!
自分で調べるまでは、外壁の色を考えるくらいじゃないのと思っていましたが、素材によって特徴が全然違うため本当に奥が深いと思います。
メインで使われている3つの素材と特徴について紹介していきます。
・普及率No.1の窯業系サイディング
・スマートでおしゃれなガルバリウム
・独特な風合いが素敵な塗り壁
・普及率No.1の窯業系サイディング
取り敢えず読めないですね!
窯業系(ようぎょうけい)と読みます。
私は最初全く読めませんでした。
材質はセメントに繊維質を混ぜて板状に形成した外壁材です。
現在の日本では8割近くの住宅に使用されています。
メリット
色やデザインが豊富
初期費用を安く抑えられる
耐火性に優れている
セメントを固めて作るので成形性が高く形のバリエーションが豊富です!
レンガ調、石目調、木目調、タイル柄など自分の理想のテイストに合わせて選ぶことが出来ます。
カラーもたくさんあるので自分のお気に入りの外壁を見つけることができるでしょう。
物にもよりますが、工場で大量生産ができるため基本的には他の外壁に比べて安い場合が多いです。
品質が安定している点もいいですね!
セメントでできているので耐火性が高く、防火壁材と呼ばれるくらいなので心強いです!
デメリット
メンテナンス費用が高い
熱がこもりやすい
一般的には10〜15年で大きなメンテナンスが必要と言われています
塗り替えとコーキング(シーリング)の打ち直しです。
10年くらい経つと色褪せしたり、防水機能がなくなり雨漏りの原因となるので塗り直す必要があります。
サイディング同士の隙間を埋めるためにパテ状の充填材を使います。
そのことをコーキングと言うのですが、これが劣化しやすいです。
これもしっかりしないと雨漏りの原因となります。
どちらもメンテナンスするために足場が必要となり、別々に作業すると費用がかさむため同じタイミングでメンテナスする事が多いです。
材質がセメントなので熱を吸収しやすく室温が高くなる可能性があります。
エアコンの使用頻度が高くなってしまうので、遮熱や断熱も考えたいところです。
・スマートでおしゃれなガルバリウム
ガルバリウム鋼板は薄い鉄の表面をメッキ塗装した材質です。
メリット
耐用年数が長い
耐震性も高い
スマートな外観
昔は外壁にトタンが使われていましたが、とても錆びやすく耐久性が低い物でした。
そのため今では金属系の外壁のほとんどは、メッキと塗装で錆びにくくしたガルバリウムが使われています。
その耐用年数は25〜30年、ちゃんとメンテナンスしていけば40年は大丈夫と言われているので心強いですね!
素材の重さが窯業系サイディングに比べて4分の1程度なので、地震などの時に揺れても建物への負担が少ないため耐震性も高くなっています。
しかし、ガルバリウムを選ぶ人の1番のポイントはスマートでスタイリッシュな外観が良くて選ぶのではないでしょうか。
繋ぎ目も少なく、色も豊富でウッドとの相性も良いです。
まるで海外の住宅の様な雰囲気が作れると思います!
デメリット
傷がつきやすい
耐熱性と遮音性が低い
初期費用が掛かる
耐用年数が長くて昔の金属素材より錆びにくいと言いましたが、それでも錆びます。
表面をコーティングしていますが、傷がつくと剥げてそん部分から錆びていきます。
金属なので凹んでしまう可能性もあります。
ボールなどがぶつかって凹んでしまうと修復するのはかなり難しいです。
金属なので、表面温度がかなり高くなり室内も暑くなってしまいます。
そのためしっかり断熱材を入れる必要があります。
雨の音が気になると言う方も多いので対策を考える必要があるかもしれません。
物にもよりますが一般的なサイディングよりは費用が1.2〜1.5倍くらいになるので、今後のメンテナンス費用なども含めてトータルで考えていきましょう!
・独特な風合いが素敵な塗り壁
昔から日本で使われている外壁で、モルタルで作った下地の上に、コテなどで素材を塗っていく物です。
メリット
防火性が高い
オリジナリティが高い
下地に使われているモルタルがセメントでできているため燃えにくい作りになります。
しかし、なんと言っても1番の特徴はオリジナリティの高さではないでしょうか。
上に塗る素材も色々ありますが、例えばアイカ工業さんのジョリパットという素材があるのですが、色の数だけでも180種類以上あります!
それを職人さんが塗っていくのですが、ローラー、コテ、、吹き付けなどの道具の種類も豊富にあり、塗り方も選べるためもはや何通りあるのか計算不可能です!
サイディングと違い繋ぎ目もないため独特な存在感のある家となるでしょう。
デメリット
汚れが目立ちやすい
価格が高い
時間が経つと水分がなくなり、素材が収縮してひび割れしてしまいます。
手作業で塗っていくため、塗りが薄いところは一層割れやすくなってしまいます。
細かい凹凸や模様が素敵な塗り壁ですが、そこに汚れが溜まったり雨垂れができます。
単色で仕上げることも多いので汚れが目立ってしまいます。
価格に関しては、材料費だけ見ると他のものとそんなに変わらないです。
しかし、全て手作業となるため工期が長くなってしまうので手間賃が高くなります。
一般的にはサイディングやガルバリウムよりも高くなります。
まとめ
それぞれのメリット、デメリットを紹介しましたが、どの外壁が気になりましたか?
他にもタイルやコンクリート等ありますが、これらは価格がとても高いため一般的ではないですし、これらを使う方はメリット、デメリットを気にせず何でもできると思うので説明しませんでした。
ちなみに我が家は窯業系サイディングにしました!
奥さん的にはガルバリウムはちょっとチープな感じがするとのことでした。
スマートでシンプルなのと安っぽく見えるのは紙一重ですね。
ジョリパットを作っているアイカ工業さんの本社ショールームに行って、色々見せてもらい塗り壁も本当に素敵だと思ったのですが、やはり高いので他に予算を使いたくて諦めました。
アイカ工業さんのショールームの一部です。
他にも色んな素材や造作洗面などもあって、行ける距離なら一度は行ってみて損はないと思います!
住宅会社によっては塗り壁が標準のところもあるので契約前に確認した方がいいですよ!
家の外観を決める重要なポイントなので、たくさん調べて最高の選択にしたいですね!!
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